サージカルドレープ
SURGICAL DRAPES

適切なドレープを全ての症例に

ハリヤードはサージカルファブリックの開発をリードしてきました。

ハリヤードは長年にわたり、ヘルスケア業界でサージカルファブリックのエキスパートとしての地位を保ってきました。バリア性能の高いサージカルファブリックは、北米をはじめ世界中の手術室における患者様およびスタッフの防御レベルを改善してきました。幅広い術式や防護レベルに対応したドレープを取り揃え、症例ごとに適切な防護性を有する製品を選択いただけます。

高いファブリック性能

ハリヤードのファブリックの性能は様々な試験で実証されています。
不織布業界の標準である「ASTM」や、その試験方法を基準にした「AORN」や「AAMI」のガイドラインに従った正確な試験を行っています。この詳細な試験結果は、皆さまが自信をもって製品を選択する指標になります。

SMS Fabric
優れたバリア性

バリア性の高いメルトブローン層を、強度と柔軟性に優れたスパンボンド層で挟むことで、優れたバリア性(高い細菌ろ過効率(BFE))、撥水性(液体バリア性)、低リント性、難燃性、低残量率(低吸着・吸収性)を実現しています。

CONTROL* PLUS
液体を逃さずキャッチ

切開創周りに使用している吸水防水シート CONTROL* PLUSは高い吸水性と保水性を持ち、裏面に配置されたラミネートシートが液体などの浸透や透過をしっかりと防ぎます。

1.血液透過率

術者や看護師は術中の液体透過による汚染のリスクを考慮しなければなりません。
長年にわたり業界をリードしてきたドレープやガウンに使用されているファブリックの製造技術は、術野を清潔に保ち感染のリスクを低減します。

2.難燃性

燃料、発火源、酸素ーこの3要素が火災には必要です。
残念ながらこの全ての要素が手術室には存在します。
ハリヤードでは業界で最も厳しい基準である「NFPA」の衣類基準(NFPA 702-1980)の最も安全性の高いクラス1の基準を長年クリアし続けています。

3.低リント性

手術室ではリントが発生します。そしてそのリントは細菌の担体となったり、リント自体により術後の合併症の可能性を増大させます。
これが手術用の生地に、低リント性や摩滅に強い特性が強く求められる理由です。

AAMI液体バリア性能分類※1

AAMI液体バリア性能分類は、レベル1からレベル4の値で表され、レベル4が最も高い液体バリアレベルとなります。これらのレベルは、製品のクリティカルゾーンに適用されます。サージカルドレープについては、サージカルドレープ全体(下図のエリアAとBを含む)に少なくともレベル1のバリア性能を持つことが要求され、エリアAとBの2つの防護エリアの圧着部分は、少なくとも最低レベルのバリア性能が要求されています。

ハリヤードのControl* Plus補強付サージカルドレープおよびSurround 補強付きサージカルドレープは、ゾーン A においてレベル4の液体バリア性能を提供します。

サージカルドレープのAMMI液体バリア性能分類

Resources

サージカルドレープ・ガウン製品カタログ
ドレープの液体バリア性能(AAMI Level4)

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Sources

※1.ASTM F1670: 2008 – Standard Test Method for Resistance of Materials used in Protective Clothing to Penetration by Synthetic Blood(防護服の人工血液の透過性試験方法)

販売名:手術用ドレープ 一般医療機器届出番号:13B1X10282DR0001